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梅雨の時期には要注意 ~夏の結露について~
雨の降ることが多くなってくる梅雨の季節、日々の生活のトラブルとして結露が挙げられます。結露はマンションへダメージを与えてしまうこともある為、対策が必要です。
今回は梅雨入りに向けて、結露が起こる原因、対策をお伝えします。
「内部結露」
結露というと、窓ガラスに水滴が付着した様子が思い浮かぶと思いますが、
外壁内部や床下等、見えないところで結露が発生していることがあります。
この現象は「内部結露」と呼ばれ、湿気の多い梅雨には特に注意が必要です。
【内部結露が発生する原因】
空気には暖かい方から冷たい方へ流れる性質があり、室外の湿気を多く含んだ外気が室内へ流れようとします。
その際、壁内で外気と冷房で冷やされた室内の空気が触れ、結露が発生します。
【内部結露が及ぼす悪影響】
・カビやダニの繁殖による健康被害
結露により壁内に湿気がこもってしまい、カビやダニの発生に繋がります。壁の内部の為、気付かないうちに繫殖が進み、アレルギー等、健康被害を及ぼす危険性があります。
・断熱材の性能低下
壁内の断熱材が結露によって発生した水分を吸収することで、水分の重みで断熱材にズレが起きたり、断熱材の空気層がつぶれてしまい、断熱材の性能の低下に繋がります。
・建材の腐食
結露の水分は床下の木材や壁、柱等の建材の腐食に繋がり、耐久性やマンションの寿命の低下に繋がります。
【住民の皆様で行える対策】
・窓を定期的に開けたり、換気扇をつけ、換気を行う。
キッチンや浴室等、水蒸気が多く発生する箇所は特に意識して換気を行うことが重要です。
・エアコン等による除湿
エアコンの除湿機能で湿気を取り除くことも有効です。
※梅雨の時期はエアコンにも結露が発生します。放置するとカビ、ダニの発生に繋がりますので定期的な清掃をお勧めします。
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