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地震災害について(各家庭でできる防災対策)
今回は、マンションにおける各家庭でできる防災対策を紹介させていただきますので、ぜひ万が一に備えて参考にしてみて
ください。
<家具・家電の転倒防止対策を>
部屋の中を地震に強い状態にしておくために重要なのは、家具の転倒防止対策です。突っ張り棒タイプの家具固定グッズや、壁に強力な両面テープで家具を固定するタイプのグッズ、家具と壁を金具でねじ止めする方法もあります。家具と同じく重量があり大型なものが多い家電も同じく転倒対策しておきましょう。
家具・家電以外の物も同様に、飛散したときに避難経路をふさがないよう置く場所を考えておきましょう。
<ガラス飛散防止フィルムを貼ると安心>
大きな地震が起きると建物のゆがみや家具・家電の衝突でガラスが割れることがあります。避難経路に破片が飛散すると危険です。ガラスには飛散防止フィルムを貼って破片が飛び散らないように対策しましょう。
<断水に備えて1人1日3Lの備蓄>
地震の影響で上下水道が使えなくなってしまうこともあります。
水は最低でも3日分、できれば7日分備蓄することが推奨されています。飲用・調理用の水として一人1日3Lが備蓄目安量です。一人あたり9~21Lを、家族の人数分備えておきましょう。
<停電に備えた対策>
停電が発生した場合は、照明がつかない、電化製品が使えないのはもちろん、電動のポンプで水を上階までくみ上げているので、水道が使えなくなってしまいます。
電化製品については、大型のバッテリーやソーラー充電できるランタン、ラジオ、モバイルバッテリーを準備するなど、対策しておくと良いです。
また、共用部ではエレベーターが使用できなくなります。移動の際は階段を使いましょう。
万が一閉じ込められた場合は緊急通報ボタンを押して慌てずに待ちましょう。また、地震がおさまった後は、エレベーターに問題がないように見えても安全確認がされるまではエレベーターは使用せず階段を利用しましょう。
<まとめ>
マンションの上階は揺れが大きくなり、震度6弱の地震でも、7階では震度6強、30階では震度7にもなります。住んでいる階が高くなればなるほど揺れは強まり、エレベーターが使えなくなった際に階段での行き来が大変になることなどを十分に考えておかなければいけません。
あらゆる状況を想定しながらできる限りの備えをしておくことに加えて、災害への備えについて家族で話し合うことも、とても重要です。準備したことを家族で共有し、より災害に強い環境を作っていきましょう。